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手作りのつるし飾り2万点展示 新たに竜の作品も 石巻・クロス美容室、6日まで

色とりどりの「竜の壁飾り」や生け花などが飾られている展示会

 石巻市渡波町1丁目のクロス美容室で、経営する黒須良子さん(75)手作りのつるし飾り展が開かれている。6日まで。

 今年で13回目。地元住民から使わなくなった着物や帯などの提供を受け作った色とりどりのつるし飾り2万点以上が並ぶ。えとにちなんだ竜の壁飾りと竜が持つ宝玉やさるぼぼ、小さな着物をあしらった飾りが新たに展示されている。

 竜の壁飾りは石巻市垂水町の男性が昨年提供した古着物でできており、竜の立体感を出すため綿を仕込んだり、うろこを重ねたりと工夫を凝らした。同市桃生地区の「はねこ踊り」を模した傘につるされた飾りや生け花、農業、漁業をテーマにした作品などアイデアが光る。

 黒須さんは「少しでもいいから心明るく、楽しい時間にしてほしい」と話した。入場無料で、午前10時から午後4時まで。連絡先は0225(24)0684。

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