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縄文人の暮らしを体験 6日までイベント 東松島

職員と一緒に火おこしに挑戦する参加者(左)

 東松島市宮戸の奥松島縄文村歴史資料館では3日「縄文体験・体感WEEK!」が始まった。6日まで。

 期間中は毎日、勾玉(まがたま)、シカ角ストラップ作りと、火おこし体験(1日7回)を有料で実施。学芸員と巡る貝塚ガイドツアーは、午前10時半と午後1時から無料で開催する。

 初日は火おこし体験に多くの親子連れが参加。木製の火きり臼ときねを使い、火種を作るために必死に手を動かした。麻の繊維に火が付くと、子どもたちは笑みを浮かべていた。

 阿部柊斗君(11)=鹿妻小6年=は「授業で習った石器時代などに興味があった。火をおこすのは難しかった」と話した。弟の慧太君(9)=同4年=は「火が付いた時はびっくりしたが、楽しかった」と笑顔を見せた。成功した参加者には「火おこし認定証」が手渡され、1年間、入館が無料になる。

 イベントは午前9時半(5日は午前10時)~午後2時半。こどもの日の5日は、入館と体験が無料のスペシャルデー。体験は火起こし、勾玉、シカ角、縄文コースター作りの中から三つまで無料で体験できる。

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