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GW青空広がる 石巻・中瀬公園でマンガッタン祭り かわまちエリア、無料バス運行

シャトルバスを降りてかわまちエリアの観光に向かう乗客
マンガッタン祭りで「11ぴきのねこ」のキャラクターと触れ合い、笑顔を見せる来場者ら

 大型連休後半が始まった3日、石巻地方は朝から青空が広がり、観光地などは行楽客でにぎわいを見せた。石巻市の中瀬公園では「春のマンガッタン祭り」(石ノ森萬画館主催)が始まり、親子連れなどがキャラクターとの撮影会などイベントを楽しんだ。

 同日は、萬画館で開催している漫画家・馬場のぼるさんの特別企画展にちなんだ「11ぴきのねこ」記念撮影会があった。午前10時の開始前に約120人が並ぶ人気ぶりで、ぬいぐるみを手にした来場者らは「とらねこ大将」など物語に登場するキャラクターと写真に収まっていた。

 塩釜市の会社員早坂玲奈さん(25)は「11ぴきのねこの絵本を小さい頃から読んでいたので、きょうは会えて楽しかった」と笑顔。アニメソングのカラオケ大会などの催しもあり、終日親子連れなどでにぎわった。祭りは5日まで。

 萬画館や「いしのまき元気いちば」などがある「かわまちエリア」と南浜地区を結ぶ無料シャトルバスの運行も始まった。

 中心市街地の駐車場不足や渋滞の解消に向けて、同市のまちづくり会社「街づくりまんぼう」、石巻観光協会、石巻圏観光推進機構、元気いちばが5日まで共同運行する。街づくりまんぼうによると、3日は約80人の利用があった。ただ、市街地の駐車場待ちの渋滞を解消するには至らず、担当者は「もっと利用してもらえるよう周知に努めていく」と話した。

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