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官製談合、石巻市職員2人を休職処分 市議会臨時会で報告

 石巻市議会は10日、臨時会を開き、2億9606万円を追加する2023年度一般会計補正予算(累計873億156万円)や、6月の定額減税に伴う市税条例の一部改正など専決処分6件を承認し閉会した。

 市は行政報告で、市発注の下水道工事の入札を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの罪で1日に起訴された職員2人について、地方公務員法に基づき休職処分にしたと報告した。処分は1日付。

 斎藤正美市長は「非違行為は確定していないが、引き続き職務に従事させることは公務への信頼に悪影響を与えると判断した。今後は裁判の審理状況を見極め、厳正な処分を検討する」と話した。

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