福島第1原発視察に居住地の壁 個人は県内居住か事故避難者に限定
廃炉作業が続く現場をこの目で確かめようと、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)には多くの人が訪れる。東電が受け入れる団体視察の参加者は昨年度、約1万8000人に上った。個人も案内するが福島県内居住者か原発事故避難者に限定しており、希望に十分対応できていない。地元の大熊町などが、条件を設けず…
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