都市対抗県大会　日本製紙石巻、第１代表に　ＪＲ東日本東北破る

　第９５回都市対抗野球第１次予選県大会の決勝が２０日、仙台市民球場であった。石巻市の日本製紙石巻はＪＲ東日本東北（仙台市）に８－２で勝ち、県第１代表として２次予選東北大会に臨む。

　日本製紙は初回、２死二塁で丹呉が左前適時打を放ち先制。二回も橋本の適時打で追加点を奪った。１点差で迎えた五回には水野の３点本塁打で突き放すなど、効率よく得点を重ねた。

　先発の左腕生長は三回に１点を失うも、粘り強く投げ、救援陣につないだ。

　県大会は４月２０日に開幕。日本製紙の初戦は５月１８日で、ハクサンに１９－０で勝利。１９日の準決勝では七十七銀行を５－２で下し、決勝に駒を進めた。

　２次予選東北大会は６月６日から盛岡市などで開催予定。７月１９日に東京ドームで開幕する都市対抗野球大会の出場権を懸けて戦う。