青森の道の駅や産直から農家の漬物が姿消す 食品衛生法改正で作業所の改修費ネック
食品衛生法改正に伴い、漬物を製造・販売する際に保健所の許可が必要になったことで、青森県の道の駅や産直施設で手作りの漬物の多くが姿を消した。生産者の7、8割が出荷をやめた産直もある。許可取得には作業場の改修が必要なケースが多く、多額の出費を敬遠した農家が多かったとみられる。(青森総局・鶴巻幸宏)
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