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東松島で県青年文化祭 演劇、歌など活動成果を発表 地元の伝統芸能披露も

歌と踊りで来場者を魅了した名取こどもミュージカルのメンバー

 第72回県青年文化祭が16日、東松島市コミュニティセンターであった。舞台発表と展示の2部門に、7団体8個人が参加し、日頃の活動の成果を発表した。

 11月に東京で開かれる全国青年大会への出場予選を兼ね、演劇や合唱、ダンス、のど自慢のほか、写真やプラモデルなどの作品を展示した。

 舞台部門で最優秀賞に選ばれた「名取こどもミュージカル」は、小中学生のメンバー33人が名取市に伝わる伝説「名取老女」をモチーフにした歌やダンスを披露。伸びやかな歌声と、躍動感あるダンスで観客を魅了した。

 副座長の菅原夕愛さん(14)=仙台市中田中3年=は「私たちの持ち前の明るさと元気で、多くの人に笑顔と感動を届けたいとステージに立った。大きな拍手をもらえてうれしかった」と話した。

 県青年団連絡協議会と県教委が主催。アトラクションとして、東松島市の赤井小児童による赤井いぶき太鼓の演奏や、大曲浜獅子舞の演舞もあり、地元の伝統芸能を発信した。同市出身のお笑いコンビ「ニードル」も出演し、盛り上げた。

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