園児「飾ってもらえてうれしい」 力作150点、石巻信金で展覧会 8月まで
石巻市のぞみ野2丁目の石巻信用金庫総合相談センター1階の絆プラザで「子供たちによる絵画展覧会」が開かれている。市内の社会福祉法人「夢みの里」が運営する保育園6施設の子どもたちが描いた作品を8月16日まで展示する。
「かぞくのえ」や「おかしのいえ」「虹と私たち」といったテーマで、園児が1人1点ずつ出展。子どもらしい大胆なタッチのクレヨンの絵をはじめ、折り紙やシャボン玉液、スポンジを使った独創的なアートなど、計150点が会場を彩っている。
19日には展示に参加したブルーバードインターナショナルプリスクール(石巻市蛇田)の5歳児が見学に訪れた。園児は自身が制作したヒマワリの切り絵を見つけると声を上げて喜んだ。訪れた木村月乃ちゃん(5)は「折り紙をちぎってペタペタ貼るのを頑張った。絵を飾ってもらえてうれしかった」と話した。
絵画展は信金が2013年から毎年開催している。展示時間は平日午前9時~午後5時。入場無料。
関連リンク
- ・文化財を生かす 被災施設の奮闘(上) 失う 膨大な資料、汚泥まみれ
- ・悩み相談や遊び場に 「みんなの家」、社団法人りとりーとが開設 石巻・渡波
- ・紫の実り、甘さ絶品 ブルーベリーが収穫期 石巻・あかま里山農園
- ・物語の世界観、語りとピアノで紡ぐ 東松島のボランティア団体が朗読会
- ・カメラリポート > 釣りフェス 女川湾の豊かさ、実感