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新人刑務官58人が訓練の成果披露 仙台矯正管区

ヘルメットとプロテクターを装備し、壁を作る新人刑務官

 仙台矯正管区(仙台市若林区)は26日、今春採用された刑務官が職務に必要な技術を披露する術科査閲式を同管区で開いた。

 東北6県の刑務所に配属された新人刑務官58人が参加。施設内での暴動や外部からの侵入を想定した警備訓練では、盾を構え、一斉に隊列を組んで壁を作った。点呼や隊列を変えながらの集団行動など、約2カ月の訓練の成果を披露した。

 式には刑務官の家族らも出席。関雅義仙台矯正管区長は「地域社会への感謝を忘れず、刑務官として成長してほしい」と激励。新人刑務官の一人は「受刑者の人権を守りながら、子どもに誇れる仕事をしたい」と意気込んだ。

 新人刑務官は来月から各所属先で実務研修を重ね、一人前の刑務官を目指す。

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