健やかな体と心を育もう 石巻市食育推進計画、啓発 減塩と地産地消を
石巻市河南総合支所は減塩や地産地消を奨励し、3月に策定した第4期市食育推進計画(2024~28年度)をPRする啓発活動を同市桃生町のウジエスーパー桃生店で実施した。
桃生地区食生活改善推進員と桃生、河南の両総合支所の保健師、栄養士ら計7人が参加。食事の塩分チェックシートをはじめ、地元の食材を使ったレシピのウェブページや推進計画の概要を紹介するチラシ、生ごみの量を減らすための水切り袋などが入った配布物50セットを買い物客に手渡した。
桃生地区食生活改善推進員会の渡辺きぬよ会長(74)は「最近は高齢でなくても亡くなってしまう人が多い気がする。しっかり健康診断を受け、1日3食食べて、野菜を取るようにしてほしい」と話した。
第4期計画は「食習慣と健康」「地産地消」に重点を置き、「食文化の継承」「食の安全・安心」と共に基本方向に位置付けた。啓発活動は6月の全国食育月間に合わせて25日に実施した。市健康推進課は管理する公用車5台に、市の食育推進キャラクター「いしのまっき隊」をあしらったステッカーを貼り、健康意識の向上を呼びかけている。
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