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創立50周年、石巻ソフトテニスクラブが祝賀会 総会員数63人、県内最大規模

創立50周年を祝いあいさつする工藤会長(中央)

 石巻ソフトテニスクラブの創立50周年を祝う祝賀会が、石巻市千石町の石巻グランドホテルで開かれた。会員ら約45人が参加し、これまでの歩みを振り返りながら節目を祝った。

 クラブの始まりは「朝起きテニス会」で、1975年ごろに発足した。現在は石巻地方や仙台市などの中学生~70代の会員63人が所属し、県内最大規模のクラブとなっている。

 工藤すばる会長は「創立35周年から50周年を迎えるまでには、東日本大震災や新型コロナウイルスのまん延などがあったが、多くの人に支えられてここまで来ることができた。今後もテニスをやりながら支え合い、クラブを盛り上げていきたい」とあいさつした。

 祝賀会では、クラブの発展に尽力した功労者への感謝状贈呈式もあった。役員を長年務めてきた坂口絹子さん=新潟県=と、約50年にわたって交流大会を開催してきた白石ソフトテニス協会(白石市)の佐々木和雄会長、高橋晃副会長に感謝状を贈り、それぞれの代理人が受け取った。

 クラブは今後、テニスの技術向上を図るだけでなく、部活動の地域移行にも関わる予定。地元の中学生の受け皿として、クラブがどの程度機能できるかなどを検討していく。

 祝賀会は6月29日に開かれた。30日には、記念交流ソフトテニス大会を同市北上地区のにっこりサンパークで開催。会員や白石ソフトテニス協会から計約50人が参加し、交流を深めながら試合を楽しんだ。

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