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シージェッター海斗、水上バイクリニューアル デビュー20周年祝いヤマハが贈呈

新しいイスラスタ号を操って敵を追うシージェッター海斗

 石巻市のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」が乗る水上バイク「イスラスタ号」がリニューアルし、21日にお披露目された。2004年のデビューから20周年を迎えたヒーローを祝おうと、製造元のヤマハ発動機が新しい愛機を贈った。

 イスラスタ号は水上ショーで使うバイク。新艇は3号機で、ヤマハが提供するのは東日本大震災後の2013年以来2回目。艇体は海斗のイメージに合わせたカラーリングを施しており、3号機は赤中心の配色にした。

 新艇は同日、市中瀬公園で開かれた「マンガッタンフェスティバル2024」内の水上ショーでデビューした。海斗は北上川の川面を猛スピードで走らせ、愛機の力をアピール。敵との豪快なアクションを繰り広げた。

 贈呈式が会場であり、ヤマハ発動機マリン事業本部の吉田竜也国内事業推進部長は「パワーアップしたイスラスタ号で、海斗はより強くなる。これをきっかけに皆さんにもジェット(水上バイク)を好きになってほしい」と話した。

 石ノ森萬画館を運営する「街づくりまんぼう」の木村仁社長は「ヒーローの水上ショーは全国的にも珍しい。新しい水上バイクを大切に使い、石巻や海斗の名を広げていきたい」と語った。

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