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企業版ふるさと納税 仙台・りらいぶ、ウエアと寄付金贈る 女川町「健康づくりに活用」

石垣部長(右)から目録を受け取る須田町長

 身体機能改善Tシャツの製造販売を手がける「りらいぶ」(仙台市泉区)は24日、女川町に「リライブウェア」2000着(1140万円相当)と160万円を寄付した。地方創生応援税(企業版ふるさと納税)を活用した取り組みで、町は高齢者の健康づくりに関する事業での活用を見込む。

 町役場で行われた贈呈式で、りらいぶの石垣大財務部長が須田善明町長に目録を手渡した。石垣部長は「フレイルなど社会が抱える健康課題に少しでも良い効果をもたらし、高齢者の皆さまの健康寿命を延ばすことができればうれしい」とあいさつ。須田町長は「リライブウェアは多方面で高い評価を受けている。高齢者の活力を生む大きな助けになる」と感謝を述べた。

 リライブウェアは、運動機能向上や血行促進、疲労軽減などを掲げ、100万枚を超える売り上げを誇る。同社は秋田豪雨や能登半島地震の被災地で製品の寄付を行ってきたが、宮城県内での寄付は今回が初めて。

 寄付された製品は今後、町地域包括支援センターでの取り組みや、9月に行われるペタンク大会でなど配布されるという。

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