(964)水ばかりのんで汗かくおろかもの/阿部みどり女(1886~1980年)
今まで筆者は呪文のように掲句を唱え、がぶがぶ水を飲んできた。しかしこのところ、関西では39度の気温を観測することもざら。もう「おろかもの」とも言っていられない。汗をかこうが水を飲まねば命に関わる。そ…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。