(980)天高く梯子は空をせがむなり/仁藤さくら(1948年~)
秋の空が澄み渡り、高く、遠く広がっています。秋晴れの空の下に立てかけられた梯子(はしご)を擬人化し、空を欲しがっていると表現しています。認識を広げれば、階段やエレベーター、上り坂など、高いところへ上…
関連リンク
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- ・(975)冷房を止めて残りの頁(ページ)読む/星野高士(1952年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。