(982)風の日の蟷螂肩に来てとまる/篠原温亭(1872~1926年)
蟷螂(とうろう)はカマキリのこと。「蟷螂の斧」ということわざがあるが、カマキリは人間にも威嚇姿勢を示すことがある。そのカマキリが、強風にあおられて飛んできて、何と肩に止まった。お前かわいいところある…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。