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地域に活気 オール赤井まつり、住民手作り 東松島

赤井南小による「ぶち合わせ太鼓」。ステージイベントが祭りを盛り上げた

 東松島市赤井地区の「第30回オール赤井まつり」(実行委員会主催)が1日、赤井市民センターで開かれた。住民が総出でつくる祭りには、屋台が並んだり、ステージイベントがにぎわったりし、地域に活気がみなぎった。

 全10自治区が焼き鳥やかき氷などの出店14店舗を出店。矢本二中学区の小学5年から大学生で構成する「あかいっこカンパニー」なども店を構えた。

 ステージイベントには各自治会などから12団体が出演。赤井南小は5年44人が息の合った「ぶち合わせ太鼓」、赤井小6年19人は伝統の「いぶき太鼓」を披露。アンコールが起こるほど盛り上がった。30回を記念した餅まきでは、約400個の餅を来場者が拾った。

 ともに赤井地区在住で矢本二中3年、吹奏楽部員の伊藤彩芭(いろは)さん(14)と田辺凪さん(14)はステージイベントに参加。伊藤さんは「3年間演奏してきたが、今年で最後だと思うと少し寂しい」。田辺さんは「新型コロナウイルスで規模を縮小していた時より人が多く、盛大でいい」と祭りを楽しんだ。2人は「祭りに来れば卒業した先輩や友人に会える。高校生になっても参加したい」と話した。

 夜は30周年を祝って「マツケンサンバⅡ」をみんなで踊った。最後は約250発の花火が打ち上げられ、祭りを締めくくった。

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