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東松島市議会9月定例会が開会 補正予算など16件、可決

 東松島市議会9月定例会が3日、開会した。市は6億1200万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計240億2400万円)や、市学習等供用施設の名称を「コミュニティ供用施設」に改める条例の一部改正案など23議案を提出した。初日は補正予算や人事案など16議案を原案通り可決した。

 補正予算は、市道の修繕工事費に計4014万円を計上した。大雨時に冠水が発生する市道鷲塚99号線の排水施設改修に向けた調査測量設計業務委託料には1100万円を措置した。

 同市赤井小の防犯対策設備措置工事には985万円を充てた。非常警報装置と職員室と各教室をつなぐインターホンを整備する。同様の設備がない大塩小にも今後配備する計画。その他の小学校は設置済み。

 市内に15カ所ある学習等供用施設は、自衛隊基地の立地市町村に支出される補助金を活用して運営している。施設の名称は防衛省の通達の改正に伴い、10月1日に改める。改修工事中の大塩地区の施設は工事完了後に変更する。

 人事案では、任期満了に伴う人権擁護委員の推薦で、同市赤井の鈴木政信氏(65)の再任に同意した。

 会期は27日までの25日間。一般質問は9、11、12日で、12人が通告している。

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