出島の環境整備計画 町、来春完成目指す 女川町議会一般質問
女川町議会9月定例会が3日開会した。提出議案は2億9119万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計101億9448万円)など8件。会期は10日までの8日間。
初日は一般質問を行った。離島の出島と本土を結ぶ出島大橋が12月19日に開通することに伴う島内の環境整備について、町は来年3月の完成を目指す計画を示した。公衆トイレや駐車場を整備し、ごみのポイ捨ての注意看板などを設置する。開通後に工事を始め、完成までは仮設トイレや臨時駐車場を設ける。
議員からは島内の使われていない建物の活用方法について質問があった。町総務課は「旧中学校の校庭を緊急時のヘリポートにするなど、有効利用できている施設は一部にとどまる。島民らと話し合い、いい案を見つけたい」と述べた。
隅田翔、宮坂千尋、阿部薫、阿部律子、高野晃、鈴木公義の6氏が登壇した。
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