東北社会人サッカー１部　コバルトーレ女川、手痛いドロー　リーグ優勝は絶望的

　東北社会人サッカーリーグ１部は２２日、第１５節の５試合を行った。２位コバルトーレ女川は４位みちのく仙台ＦＣ（仙台市）と女川町のＷＡＣＫ女川スタジアムで対戦し、１－１で引き分けた。通算成績は１２勝１分２敗で勝ち点３７。順位は２位のままだが、首位ブランデュー弘前ＦＣ（青森県弘前市）との勝ち点差が９に広がり、リーグ優勝は絶望的となった。

　女川は前半６分、ＦＷ野口のヘディングシュートで先制したものの追加点が奪えず、後半にＣＫから失点。攻勢を強めるも最後までゴールを割れず、手痛い引き分けを喫した。

　残りの試合数は女川が３、弘前が２。今後、女川が３連勝して弘前が２連敗すると勝ち点で並ぶものの、１５節を終えて得失点差は弘前が８２で女川の３７を大きく上回っており、逆転は事実上不可能な状況だ。

　女川は次節、２９日午前１１時から３位一目千本桜ＦＣ　ｆｅａｔ・Ｓ・Ｕ・Ｆ・Ｔ（柴田町）と仙台大サッカー場（同）で対戦する。