有効求人倍率1.23倍 前年同月比、20カ月連続下回る 石巻職安管内7月
石巻公共職業安定所(ハローワーク石巻)がまとめた管内の7月の有効求人倍率(原数値)は、前年同月比0.06ポイント低下の1.23倍で、20カ月連続で前年を下回った。
有効求人数は4.7%減の3508人で、21カ月連続のマイナス。有効求職者数は0.4%減の2863人で、4カ月ぶりに減少した。新規求職者数は1.2%増の687人となった。
新規求人数は1.9%減の1315人。産業別では建設が6.0%増の228人、サービスが3.2%増の223人、卸売・小売が2.7%増の113人だった。医療・福祉は13.9%減の235人、製造は12.4%減の191人、宿泊・飲食サービスは21.6%減の127人だった。
ハローワークの担当者は「新規求職者数の増加は期間を限定して雇用された人の離職が要因の一つと考えられる。宿泊・飲食サービスの新規求人数の減少は、新型コロナウイルスが5類に移行して動きが活発化した昨年と比べ、募集を抑え気味にしたとみられる」と分析した。
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