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(1010)穂薄(ほすすき)や丸く眠れば山の夢/大木あまり(1941年~)

 秋の野原や土手、路傍のあちこちに、背丈ほどにも伸びたススキが寄り集まって生えています。ススキの穂は緩いカーブを描いてしなだれ、光を受けて銀色に輝いています。少し経つと白い綿毛になって、また味わいが変…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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