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道の駅・東松島 来月開業へ入社式 100万人来場目標に団結

入社式後の研修で「頑張ろう三唱」をする出席者

 東松島市の三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア(PA)隣接地に整備中の道の駅「東松島」が11月27日に開業するのを前に、指定管理者の東松島観光物産公社は1日、従業員の入社式を市役所鳴瀬庁舎で開いた。

 道の駅従業員として採用された20~70代の計29人が出席した。公社の小山修社長は「利用者がリラックスできる施設にするのはもちろん、物販と観光の拠点としての役割を果たす。年間100万人の来場者数目標を達成できるように、皆さんと力を合わせて頑張る」と語った。

 渥美巌市長は「道の駅は市内の農家や漁業者、商工会関係者を売り出していける場所にもしたい。起爆剤になってくれるのを期待する」とあいさつした。

 入社した石巻市貞山の木村美南さん(26)は「子どものころに訪れた道の駅『上品の郷』のスタッフの笑顔が印象的で、同じような仕事をしたいと思っていた。利用者に『また来るね』と言ってもらえる接客をしたい」と抱負を述べた。

 従業員らは開業まで研修を実施。市の1次産業や観光資源について学び、接客やレジの扱い方も訓練する。

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