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芝の感触楽しみプレー 石巻で「グラスバレー大会」 5部門、23チームが出場

天然芝の上で伸び伸びとプレーする選手たち

 天然芝の上でバレーボールを楽しむイベントが19日、石巻市のセイホクパーク石巻(市総合運動公園)で開かれた。出場23チームの選手が、素足で芝の感触を楽しみながらプレーした。

 公益財団法人ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会が主催。主管する石巻市スポーツ協会によると、屋外の芝生で行うグラスバレーの本格的な大会は全国で初めて。

 ルールは通常のバレーボールと異なり、1チーム4人のラリー制で21点マッチ。小学生混合、中学男子、中学女子、高校生以上男子、高校生以上女子の5部門で実施。各部門ごとで総当たりのリーグ戦を行い、優勝を決めた。

 午前中は天候に恵まれ例年より気温が高く、選手たちは声を掛け合いながら気持ち良くプレーしていた。

 石巻市などの中学生で活動するバレーボールのスポーツ少年団「ATHRUN」の津田祥汰朗さん(渡波中3年)は「風や太陽の光を考慮しながら試合をするのが楽しかった」と話した。

 主催団体の評議員を務める柳本晶一さん(元バレーボール女子日本代表監督)は「来年以降はコートを増やすなどして石巻をグラスバレーの中心地にしたい」と話した。

 大会は2027年に関西で開催されるワールドマスターズゲームズに向け、生涯スポーツの機運を高めるのが狙い。「Warm-up Japan from World Masters Games 2027関西つなGOいしのまき 第1回グラスバレーボール大会」との名称で行われた。

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