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(1057)凍蝶(いてちょう)の自愛の翅(はね)のたたみよう/池田澄子(1936年~)

 秋の日にひらひらと飛んでいた蝶も、近頃はめっきり見かけません。寒さが募る中じっと動かない蝶や瀕死(ひんし)の蝶を凍蝶と呼びます。冬の蝶という季語よりも動きがなく、残りわずかな命をつなぎ止めているよう…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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