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多世代が遊びで交流 「こどもフェス」楽しむ 石巻・開北町内会、初開催

フライングディスクで一緒に遊ぶ子どもと住民たち

 石巻市開北町内会は、地区内の子どもと住民が交流する「こどもフェスティバル」を開北会館と開北公園で初めて開いた。幼児から中学生まで40人以上の子どもが参加し、お年寄りらとゲームなどを楽しんだ。

 ジュニアリーダーサークル「げろっぱ」の中学生2人がフラフープやバルーンアートなどを用意。子どもたちは鬼ごっこをしたり、大人と一緒にフライングディスクをしたりして遊んだ。お茶飲みスペースもあり、多世代がお菓子を食べながら会話を楽しんだ。

 友人と3人で訪れた開北小4年の遠藤虎伯さん(10)は「地域の人の顔を知れてよかった。また遊びたい」と笑顔で話した。

 開北2丁目の主婦阿部真奈美さん(36)は3歳の娘ら家族3人で参加。休日の子どもの遊び場を探すのに苦労していると言い「大人の目が多いので安心できる。子どもたちが大きな声を出し、走り回って遊べる場所があるのはありがたい」と話した。

 フェスティバルは安全安心な街づくりのため顔の見える関係をつくろうと町内会が企画した。大橋巳津子福祉文化部長(71)は「子どもや若い世代にも町内会に参加してほしい。世代を超えた交流のために毎年継続して開催したい」と話した。

 フェスティバルは17日にあった。会場では家庭で余っている食料品を募る「フードドライブ」も実施した。

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