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接客手順、入念に確認 道の駅「東松島」で初のテスト運営 27日開業

 東松島市の三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に同市初の道の駅「東松島」が27日に開業するのを前に、関係者やその家族らが参加したテスト運営が23日、現地で行われた。スタッフがオープンに向けてオペレーションや接客手順を確認した。

スタッフがレジでの対応などを確認したテスト運営

 物販エリアには特産品や土産品をはじめ、当日に地元農家らが搬入した野菜が並んだ。飲食エリアでは県産カキの定食や、そば、ラーメンなどを用意。スタッフは会計や食事の注文から提供までの流れを確かめた。同市の航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の搭乗体験ができる仮想現実(VR)コーナーも多くの参加者が楽しんだ。

 同市矢本の公務員嶋谷俊三さん(42)は「接客が親切でスムーズだった。(展望デッキからの)東松島の景色がきれい。ブルーインパルスが飛んでいる所を見てみたい」と期待した。

 道の駅スタッフはこれまで接客の練習などを重ねてきたが、実践的なテスト運営は初めて。松田裕二支配人(62)は「『面白い商品があって楽しい』と言ってもらえた。頂いた要望や意見を踏まえてオープンまでに改善し、心からおもてなしできる道の駅にしたい」と話した。

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