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(1063)切株はじいんじいんと ひびくなり/富澤赤黄男(1902~1962年)

 樹木を切った後、根に近い部分が切り株として残ります。年月を刻んだ年輪が見え、切り口には刃物の跡が残っています。動きのない切り株ですが、じいんじいんという響きが作者には聞こえてきました。切り倒したとき…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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