(1061)冬ぬくくガザ瓦礫(がれき)から誰かの腕/関悦史(1969年~)
「冬ぬくし」は寒い冬でも暖かい日を感じるという季語。そんな日本の冬の日に、テレビやパソコン画面で紛争が続くパレスチナ・ガザ地区の悲惨な映像を眺めているのだ。人間を、「誰かの腕」という名前を剥奪された…
関連リンク
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- ・(1056)風呂吹(ふろふき)や母に一本顎の髭(ひげ)/石井稔(1958年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。