伊藤復興相が石巻視察 現場主義の徹底、強調
伊藤忠彦復興相が27日、就任後初めての東日本大震災の被災地視察で石巻市などを訪問した。
同市穀町の宮城復興局で訓示し、出席した職員ら約30人に「一人一人が被災地に寄り添い、復興再生に向け一層力強く、最前線で励んでほしい」と述べた。
同市の石巻南浜津波復興祈念公園の「祈りの場」や市慰霊碑では献花し、震災犠牲者に黙とうをささげた。園内のみやぎ東日本大震災津波伝承館では、職員から被災当時の状況などについて説明を受けた。
岩沼市も訪れ、青年海外協力協会JOCA東北を視察した。
伊藤復興相は取材に「東北の復興なくして日本の復興なし。現場主義を徹底し、関係省庁と連携して被災地の復興に全力を尽くす」と強調した。
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