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健康に意欲 東松島で百歳体操交流大会 300人が参加

長寿奨励賞の表彰を受ける遠藤さん(右)

 東松島市社会福祉協議会主催の第7回いきいき百歳体操交流大会が18日、市コミュニティセンターであった。百歳体操に励む約300人が参加。奨励賞表彰や記念講演を通じ、健康への意欲を高めた。

 満88歳以上で6カ月以上体操に参加している人に贈られる奨励賞表彰では、協議会の阿部英一会長が、対象74人のうち参加した約40人に賞状を手渡した。

 受賞者最年長の同市牛網の遠藤あさ子さん(96)は「畑仕事が健康の秘訣(ひけつ)。自分でトイレでも何でもできるよう運動を続けたい」と笑顔で話した。

 講演では、東北文化学園大医療福祉学部の鈴木誠教授がフレイルの予防に向けた運動について解説。足首の筋力が歩行能力の要になるとし、かかと上げや片足立ちなどの運動を紹介した。

 体操は介護予防を目的に2016年から実施され、現在は市内69団体、約1400人が励んでいる。

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