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エッセーで家族に感謝 入賞・入選の小中生ら、表彰 東松島

入賞したエッセーを発表する受賞者ら

 東松島市の小学5年生と中学2年生を対象にした第9回「家族のきずな エッセイ」(東松島モラロジー連絡所主催)の入賞、入選作が決まり、24日に市矢本東市民センターで表彰式が開かれた。最高賞の市長賞には大石さら紗さん(矢本西小)の「私の大切な存在」と、杉山夏凛さん(矢本一中)の「幸せの形」が選ばれた。

 エッセー募集は、子どもたちの感謝の心を育み、家庭の教育力向上や学校の道徳教育を支援する目的で開催している。本年度は7小学校と3中学校の計10校から、家族への思いをつづった439作品が寄せられた。10月17日に2次選考があり、入賞17点が決まった。

 表彰式で東松島モラロジー連絡所の大槻真道代表は「家族のエッセーを通じて皆さんの家庭が固い絆に結ばれ、道徳の輪が広がってほしい」とあいさつ。入賞、入選者に賞状などが贈られ、入賞者らが作品を朗読した。

 選考委員長の志小田美弘市教育長は講評で「普段の生活を見つめ直し、家族との結び付きについて改めて考えてくれたことが伝わった。東日本大震災に触れた作品もあり、震災の記憶を語り継いでいきたいという思いを心強く感じた」と語った。

 入賞者は次の通り。(敬称略)

▽教育長賞 
 佐々木玲(矢本東小) 
 稲辺苺(矢本二中)
▽小中学校長会長賞 
 鈴木瑠生(大曲小) 
 水野茉緒(矢本一中)
▽石巻かほく賞 
 石川凛(矢本東小) 
 高橋知里(矢本一中)
▽石巻日日新聞社賞 
 中野渡丞(矢本東小) 
 田中杏南(矢本二中)
▽モラロジー道徳教育財団賞 
 内藤碧一(矢本東小) 
 福本真央(矢本一中)
▽県モラロジー協議会賞 
 斎藤いちか(矢本西小) 
 武田有紗(矢本二中)
▽東松島モラロジー連絡所賞 
 千葉日菜乃(矢本西小) 
 沼崎日紗(矢本二中) 
 新谷美旺(矢本一中)

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