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遊びの出店、楽しむ 中津山二小で最後の「縦割り班活動」 来春統合

障害物競走の「SASUKE」などを楽しんだ縦割り班活動

 石巻市中津山二小(児童97人)で22日、児童がさまざまな遊びの出店を考案、運営する恒例行事「スペシャル縦割り班活動」があった。来年4月に桃生地区内の2校と統合されるため本年度が最後の開催となり、児童は張り切って仕事をこなしたり、遊びを満喫したりした。

 5、6年生が企画した多彩な出店が各教室に登場した。箸を使ってビーズを皿から皿に移す「ビーズつかみ」や、跳び箱や平均台などを組み合わせたコースを回る速さを競う「SASUKE」など、6種の出店を縦割り班で回った。

 受け付けやルール説明などの運営も児童が担った。初めて企画された「おばけやしき」では、上級生が下級生に隠れる場所や脅かし方を教える場面も見られた。小道具や音声など仕掛けに工夫を凝らし、楽しげな悲鳴を教室に響かせた。

 1年武山春翔さん(7)は「怖い映像や骨の標本があってびっくりした」と話し、満足げな様子だった。運営を担当した6年遠藤花音さん(11)は「他の学年の子をまとめて準備するのが大変だった。みんなが楽しんでくれてよかった」と話した。

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