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初滑りに挑戦 石巻・プレナミヤギ、スケート場開始 感触「最高」

氷の感触を確かめながら慎重に滑る子どもたち

 石巻市不動町2丁目にある「プレナミヤギ」のアイススケートセンターが30日、今シーズンの営業を始めた。初日から多くの来場者でにぎわい、真新しい氷の感触を楽しんでいた。営業は来年2月末まで。

 この日は午前9時のオープンと同時に、待ちわびた家族連れらがリンクに飛び出し、銀盤をさっそうと滑走。久々のスケートで氷の感覚がつかめず転倒し、手すりにつかまり慎重に滑る人の姿も見られた。

 女川小6年の渡辺航さん(11)は「スケート場の冷たい空気と、うまくなることで達成感を味わえるのが好き。今年は(滑走技術の)セミサークルを習得したい」と意気込みを語った。

 初心者向けのスケート教室もあり、参加した小学生など約10人が上手に滑るこつや転倒時の起き上がり方などを学んでいた。

 プレナミヤギによると、スケートリンクの製氷作業は10月下旬に始まった。気温が高く作業しにくい日もあったが、11月以降は冷え込み、リンクの状態は上々。末永智裕副支配人は「滑走できる期間は短いが、たくさんの人に楽しんでほしい」と話した。

 月曜定休、午前9時~午後5時(受け付けは午後4時まで)。料金は貸し靴代込みで大人2000円、高校生以下1800円。オープン記念で、1日まで料金を一律1000円に割り引く。次回のスケート教室は7日午前9時から。定員20人。参加費1000円で、前日までの申し込みが必要。連絡先は0225(96)4792。

アイススケート | プレナミヤギ

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