(1066)眠る山起こさぬように竹箒(たけぼうき)/大木雪香(1973年~)
紅葉で美しく装った山も、木の葉が落ち、裸木が覆うようになると静かな冬の気配に包まれます。「眠る山」はもの寂しく静まる冬の山を表す季語です。麓や山の姿が見える場所で、竹箒を使って掃除をしています。箒が…
関連リンク
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- ・(1061)冬ぬくくガザ瓦礫(がれき)から誰かの腕/関悦史(1969年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。