光の粒、女川の夜照らす　「レンガみちイルミネーション」来月12日まで

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　女川町の冬を彩る「おながわレンガみちイルミネーション２０２４」（おながわ冬のまつり実行委員会主催）が８日、ＪＲ女川駅前のテナント型商店街・シーパルピア女川周辺で始まった。来年１月１２日まで。

　女川駅前広場から町海岸広場まで約３００メートルにある４２本の木々に計約２万個の発光ダイオード（ＬＥＤ）を設置。光の粒が、レンガ道を照らし、冬の夜空に浮かび上がっている。

　これまで女川駅前で開かれてきた「スターダスト・ページェント海ぼたる」の実行委解散を受け、冬のまつり実行委が引き継ぐ形で企画した。

　８日夕、町まちなか交流館前での点灯式で同実行委の阿部喜英委員長（５６）は「海ぼたるの思いを受け継ぎ、新たな形で女川を盛り上げていきたい。毎年工夫を重ね、多くの人に楽しんでもらえるようにする」とあいさつ。午後５時、カウントダウン後に点灯すると歓声が上がった。

　家族や友人と訪れた石巻小３年の鈴木樹さん（８）は「思っていた以上にきれいだった。誕生日が１月なので、もう一度、家族と見に来たい」と喜んだ。

　点灯時間は午後４時２０分～同１０時半。クリスマスイブの２４日は、翌日午前６時まで終夜点灯する。