(1073)跳箱(とびばこ)の突き手一瞬冬が来る/友岡子郷(1934~2022年)
跳び箱を跳ぶ前の、障害物に立ち向かっていくような気持ちは、幼い頃に多くの人が体験したのではないだろうか。頭で考え過ぎずに、勢いに身を任せることがこつだった。運動神経の良い友人は、跳び箱の上部にべたっ…
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。