(1069)おとなしくねむらうか雪降りはじむ/櫛部天思(1967年~)
さまざまな雪があります。初雪は地面に触れたら消えてしまいますし、冬が深まれば、積もる雪だと見て分かる時もあります。数センチの積雪の地域も、数メートルの豪雪地帯もありますが、降り始めの気持ちはどこか似…
関連リンク
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- ・(1067)冬の月まだ温かい母に死が/鎌倉道彦(1947年~)
- ・(1066)眠る山起こさぬように竹箒(たけぼうき)/大木雪香(1973年~)
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- ・(1064)枯色は時に金色湖岸道/原朝子(1962年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。