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離島航路船新造へ補助 女川町16議案提出 町議会、13日から5日間

 女川町議会12月定例会が13日開会する。町は3億3885万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計105億4464万円)など16議案を提出する。会期は17日まで5日間の予定。

 補正予算では、離島航路を運航するシーパル女川汽船の旅客船「しまなぎ」(62トン、定員100人)の更新に伴う建造補助金2億4376万円を債務負担行為で設定した。

 しまなぎは2006年に就航。現在は出島、江ノ島との航路で1日3便を運航している。就航から18年で老朽化が進んだため、新たな船の建造を決めた。新船は50トン級で、定員は30人程度に減る見込み。完成は26年6月、運航開始は7月を予定する。

 出島と本土をつなぐ出島大橋が今月19日に開通するが、年度内は出島への運航を続ける計画。

 補正予算では、新たに募集する地域おこし協力隊への報償費356万円も計上した。一般質問は13、16日に実施する。

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