石巻市3文化施設 指定管理者変更を可決、付帯決議も 市議会環境教育委
石巻市議会12月定例会は10日、環境教育委員会を開いた。6日の委員会で質疑が終わらなかった3文化施設の指定管理者変更に関する3議案について改めて審議し、起立採決の結果、全会一致で可決した。管理先の職場環境の充実を市などに求める付帯決議案も賛成多数で可決した。
3施設は、いずれも公益財団法人石巻市芸術文化振興財団が請け負う複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)、河北総合センター、遊楽館。市が8月、指定管理者の公募を実施し、民間団体「いしのまき・みらいクリエイション」を選定した。
付帯決議案は(1)職場環境の充実に努める(2)財団職員の雇用について市と財団、クリエイションの3者が努力する-といった内容とする方針。
環境教育委は6日も3議案を審議。委員から公募の進め方やクリエイションの指定管理能力などを懸念する意見が相次ぎ、質疑が尽くされていないとして委員会を再度開いた。
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