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(1078)焚火(たきび)かなし消えんとすれば育てられ/高浜虚子(1874~1959年)

 焚火をする機会は昔より少なくなりました。それでも農作業で枯れ草を燃やす煙や、初詣の神社で暖を取る大きな焚火が、今も私の身近にはあります。掲句では消えそうな火に燃料がくべられ、また炎が大きくなりました…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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