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石巻市議会 鳥インフル、埋却地に市有地提供 市「候補確保、県に要請」

 石巻市議会12月定例会は17日、本会議を開き、一般質問を続けた。11月に市内の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが確認されたことについて、県や市の対応を問う質問があった。

 市は発生の経緯や、殺処分した約17万羽を発生場所だけでは埋却できず、県があらかじめ指定した市有地を埋却地として提供した点などを報告した。

 市産業部は家畜伝染病が発生した際の課題として埋却場所の確保を挙げ、「農場主が責任を持って確保するよう県に指導を求めているが、埋却場所を確保できていない農場での発生に対応するための公有地確保も全国的な課題。県が埋却候補地を早急に確保するよう強く要請していく」と説明した。

 宇都宮弘和、阿部正敏、楯石光弘、高橋憲悦、谷祐輔の5氏が質問した。

補正予算案、人件費の整理4.6億円追加へ

 石巻市は17日、4億6477万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計759億2933万円)など、開会中の市議会12月定例会に追加提出する7議案を発表した。

 補正の増額分は、人事院勧告に基づく職員給与の改定や異動などに伴う人件費の整理によるもの。人事院勧告に基づき、市職員らの給与や期末・勤勉手当などを引き上げる条例改正案も提出する。

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