閉じる

(1082)寒卵ひところがりに戦争へ/藺草慶子(1959年~)

 「寒卵」は、鶏が寒中に産んだ卵で、他の季節より滋養が高いとされる。その日常の食卓にある卵が、何かの拍子に転がり出して戦争という破滅的な結末へ向かうさまは、一瞬の油断で戦争に巻き込まれてしまう現代の不…

関連リンク

秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

ライブカメラ