樹齢700年、宮城・丸森を見守る「大銀杏」に感謝のしめ縄 住民有志、28日に飾り付け
丸森町四反田の県指定天然記念物「丸森大銀杏(おおいちょう)」に飾り付けるしめ縄作りが22日、町和田コミュニティセンターであった。
地元住民有志でつくる「大銀杏会」のメンバー11人が集まり、麻縄2本と荒縄1本に町産の稲わらと菅草を巻き付け、3本をねじり合わせた。完成したしめ縄は長さ16メートル、太さ最大20センチで、28日に飾り付ける。
大イチョウは樹齢約700年、高さ約47メートル、幹回り約12メートル。しめ縄の飾り付けは、2007年から始まった。19年の台風19号豪雨や新型コロナで中止が続いたが、昨年再開した。
メンバーの宍戸克美さん(69)は「地域の安全と融和、世界平和を願って作った。地域を見守ってくれる大イチョウをわれわれも大切にしていきたい」と話した。
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