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(1090)くらやみを年来つつあり峠の木/綾部仁喜(1929~2015年)

 「年が来る」とは新年がやって来るということ。昔は日の出が新年のスタートでしたから、そのまま夜明けを待つ気持ちとも重なります。まだ日の光の届かない真っ暗闇の中ですが、新年は刻々と近づいているはずです。…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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