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サッカーの楽しさ伝える コバルトーレ、東松島で教室 児童22人と交流

ミニゲームでシュートを放つジュニアの選手(中央)

 東北社会人サッカーリーグ1部のコバルトーレ女川(女川町)は1日、東松島市野蒜のおおくらフィールド(市奥松島運動公園多目的グラウンド)で地元のジュニア選手向けのサッカー教室を開いた。選手らが子どもたちとミニゲームなどで交流し、サッカーの楽しさを伝えた。

 クラブと市が締結している自治体支援パートナースポンサーシップに基づき実施。葛野昌宏監督と選手10人、同市の東松島サッカークラブの児童22人が参加した。ミニゲームやドリブル競争、鬼ごっこを行った。

 コバルトーレとジュニアの混合チーム同士が対戦した8分間のミニゲームでは、児童が選手のパスを受け鮮やかにシュートを決めたり、選手のシュートを防いだりするなど好プレーを連発。選手らは「いいぞ」「惜しかった。次だ」など盛んに声をかけ、児童の気持ちを盛り上げていた。

 東松島クラブの岩渕奏汰(かなた)さん(市鳴瀬桜華小6年)は「コバルトーレの選手と同じピッチで練習できてうれしい。守備の選手が前に攻め上がるタイミングが参考になった」と話した。

 コバルトーレは1月21日に新チームが始動。3月末のリーグ戦開幕に向けて調整している。今シーズンから主将を務めるMF笠原啓夢(ひろむ)選手(28)は「きょうはサッカーの楽しさを子どもたちに伝えると同時に、自分たちにとってもサッカーの原点を確認するいい機会になった」と語った。

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