女川町議会　町民バス「出島線」を新設　31日運行開始、１日３往復

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　女川町議会３月定例会は４日、本会議を開き、議員報酬を月額で４．４％引き上げる条例改正案や町民バス「出島線」の新設、「地域イノベーション推進課」の新設など２７議案を原案通り可決した。

　町民バスの出島線は３月３１日、運行開始する。島民との意見交換を経て、運行は１日３往復。寺間集会所前を起点に出島集会所のほか、ＪＲ女川駅や地域医療センターなど主要施設に向かう。終点はツルハドラッグ女川店前とした。

　地域イノベーション推進課は総務課公民連携室に企画課の定住・土地利用係を統合して新たな単独の課として組織する。配置する職員の人数は調整中で、公民連携や移住定住に関する業務、地域内外に女川の魅力を発信するプロモーション事業なども実施する。

　議員報酬は２０１６年の条例改正で、月額２４万円から現行の２７万４０００円になった。長引く物価高騰などの社会情勢を考慮し、４月１日から２８万６０００円になり、月１万２０００円増える。

　議長は３３万９０００円から３６万６０００円に、副議長は２８万９０００円から３０万４０００円に変更する。