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大船渡山林火災支援 石巻・山下中生が募金活動 集めた善意、東朋中へ

大船渡市の被災地のために寄付を呼びかける生徒たち

 大規模山林火災に見舞われている岩手県大船渡市を支援しようと、石巻市山下中(生徒173人)の生徒有志が校内外で支援活動に取り組んでおり、13日、市内のスーパー店頭で募金活動を行った。

 支援活動は5日にスタート。生徒会執行部が「大船渡の被災地のためにできることはないか」と企画。福祉委員会の生徒が、校内でクラスごとに募金を集めた。

 13日は1、2年生19人が同市大街道東1丁目のヨークベニマル大街道店で募金活動を行った。生徒らは募金箱を手に、買い物客に「ご協力お願いします」と呼びかけた。買い物客が善意を寄せると、生徒は「ありがとうございます」と大きな声で感謝を伝えた。

 生徒会長の2年佐藤匡志朗さん(14)は「みんなで頑張って(被災地に)多く寄付できるようにしたい。大船渡の状況は苦しいと思うが、われわれも頑張って手助けしたい。あきらめず復興を頑張ってほしい」と語った。

 12日はヨークベニマル中里店でも募金活動を行った。

 募金は校内で1万9204円、街頭で11万9673円集まった。大船渡市の東朋中へ贈られる。

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