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(1165)手の窪(くぼ)に暮(くら)しの灰汁(あく)と花びらと/佐藤鬼房(1919~2002年)

 「暮しの灰汁」は、日々の生活の中で出てくる不要で好ましくないもの、更には思い通りにならないもどかしさや不快な思いもあるだろうか。そのような感情が、美しさの象徴の桜の花びらとともに手の中にある。鬼房に…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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